1955-10-10 第22回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第11号
○説明員(井上義海君) いや偽造の点からもミツマタを使った方がいいということは、これは国際的に見まして、外国の紙幣は、ミツマタ、これは日本だけの特有の産物でありますので使っておりません。そういう意味から国際的な偽造については非常に効果があるのでありまして、印刷局といたしましては、今お話の通り偽造の観点から、国際的偽造の観点からミツマタは使っていきたい。それから紙幣の特有の色、日本人の好むような特有なああいう
○説明員(井上義海君) いや偽造の点からもミツマタを使った方がいいということは、これは国際的に見まして、外国の紙幣は、ミツマタ、これは日本だけの特有の産物でありますので使っておりません。そういう意味から国際的な偽造については非常に効果があるのでありまして、印刷局といたしましては、今お話の通り偽造の観点から、国際的偽造の観点からミツマタは使っていきたい。それから紙幣の特有の色、日本人の好むような特有なああいう
○説明員(井上義海君) 印刷技術の点につきましては最近は非常に技術も高度化して参りましたので、その面で偽造のおそれは非常に薄らいで参っており、現に最近では偽造で問題になるような事件はほとんどなくなりました。それでミツマタ、これはやはり明治時代からお札には御承知のように使っておりまして、この卵黄色という特有の色もありますし、お札の製紙原料としては今後もこれは使って行かなければならないものだと思っております
○説明員(井上義海君) 百円紙幣を銀貨に転換するという問題に関しましては、これは通貨政策上の問題でありまするので、印刷局長が答弁するのは適当でなくて、本日は理財局長が見えておりませんので、理財局の高橋総務課長が来ているようであります。高橋君の方から答弁させるのが適当じゃないかと思います。 ただ、印刷局長といたしましては、先ほど御陳情の趣旨もありましたように、現在百円紙幣を流通しておって、何ら支障もない
○井上証人 昭和八年東大を出まして大蔵省理財局に勤務、その後大津の税務署長を振出しに、大蔵事務官、対満事務局事務官、大東亜省殖産課長、大蔵省為替課長、印刷局労務部長、東京財務局総務部長、関東財務局長を歴任いたしまして、先月十日付をもつて印刷局長を命ぜられて現在に及んでおります。
○井上証人 そうでございます。
○井上説明員 ただいまの御質問、一番問題のところだと思うのでありますが、大蔵省が省議を決定し、訴えを提起いたしましたのは、東京都がニユーエンパイヤモーターに貸しましたのは普通の賃貸契約に基くものではなくて、行政上の措置として貸しておるのだ、従つて借地借家法の適用はない、こういう建前で訴えを提起しております。この問題は法務省の専門の方、今河津検事が担当してやつておられますが、十分法律的に専門的に御検討
○井上説明員 「昭和二十四年二月一日建公収第二〇四号で東京都知事が貴社に対し虎の門公園の一部六百五拾坪の敷地の上に仮設用材による木造二階建建物の建設を昭和二十四年二月一日より昭和二十八年一月三十一日に至る四年間(但し更新しない)の条件で行政処分により許可したものであるが期間満了後現在に至るも未だ原状に復旧されていないので使用条件に照らし昭和二十八年十月三十一日までに原状に復旧の上返還して下さい。」こういう
○井上説明員 ただいまの御質問の点につきましてお答えを申し上げます。六月二十日の省議決定によりまして、虎ノ門公園処理につきましては建物の撤去、土地明け渡し、原状回復を強硬に遂行するということに決定を見ましたので、九月十六日付をもちまして関東財務局長の名でニユーエンパイヤ・モーター株式会社の社長あてに、土地の原状回復についてという題目で明け渡しを要求したのであります。委員長、内容は簡単ですが読みますか
○井上証人 関東財務局といたしましては、接収貴金属の返還のうちで、装飾物及び装身具だけにつきまして、大蔵省管財局からの指示がございましたので、二十六年六月にCPCから引継ぎましてから保管をいたしております。これは、その後今年の四月に、さらに管財局に保管を引継ぐように指示がございましたので、現在においては、ただいま申しましたような装身具につきましても、全部管財局に引継ぎを完了いたしております。従いまして
○井上証人 東大を出まして大蔵省に入り、大津の税務署長を振出しに、その後大東亜省の殖産課長、大蔵省為替局の為替課長、東京財務局の総務部長等を経まして、現在関東財務局長に就任しております。
○説明員(井上義海君) これは六月一日に引継ぎを完了いたしましたので、六月一日以降は弁償金として、適正なる弁償金を徴収するということになつております。
○参考人(井上義海君) 取あえずの処置といたしましては、聖十字学園自体としてはそういう資力がないのであります。どうせこれを円満に解決するといたしますれば、資金力のある第三者が出て来ると思います。今では先ほど申しましたような或る学校ということになつております。そういうことであれば、学校であれば非常に好ましいと思つております。そういうような関係において将来は三角関係において解決されて行くのではないか、そうなることはこちらも
○参考人(井上義海君) 契約は全面的に解除いたしたのであります。従いまして一応債権債務の関係といたしましては、代金といたしまして四百十五万円を徴收しておりますので、これは相手方に対して返還をする。それから上野信用金庫等に転売されておりまする土地建物でありまするが、これはすでに信用金庫のほうに登記済みでありまするので、金庫自体について直接再考できませんので、損害賠償、金銭賠償をいたすわけであります。そういう
○参考人(井上義海君) 四月の十五日付を以ちまして聖十字学園と締結いたしました売買契約の解除の通知をいたしました。それから同じ四月の二十二日付を以ちまして売却いたしました土地について第一次抵当、第三次抵当権が設定されておりまするので、その抵当権の消滅について通知いたしました。更に翌二十三日に売却いたしました不動産は、聖十字学園に登記済みでございまするので、万一これが更に転売されるようなことがあつては
○参考人(井上義海君) 只今申しましたように、非常に残土が、堆くなつておりまして、その下に施設、機械の一部等もあつて、明瞭にそれを認めるわけに行かなかつたような状態もありましたものでありますから、大体厚生省と立会いまして引継ぎました物件は、大体物件の種目を申上げます。土地は勿論これはそのままで三千二百二十二坪引継ぎました。工作物といたしましては、門、水道、下水、池井装置、通風装置、貯槽、原動装置、作業装置
○参考人(井上義海君) 厚生省から大蔵省が引継ぎましたのは、御案内のように二十三年の五月であつたと思うのであります。その当時の原形は、当時の模様を私聞いたところによりますると、附近の残土がそこに持ち運ばれておりまして、非常に荒れておりまして、又施設は殆んど焼け落ちておりまして、主として煉瓦塀が残つておつたような状態であつたように聞いておるのであります。
○井上証人 二十四年の六月一日に機構改革がありまして、そのときは名前は東京財務部という名前で、現在は関東財務局に相なつております。
○井上証人 そうでございます。
○井上証人 そうでございます。